2008年05月17日

九州ソーシャル・ビジネス&フォーラムいってきました

今日は天気がよかったですね。
こんな日はどこか、ぱーっと遊びにいきたい。というのが本音のところですが・・・。
そういえば、最近、天気がいいときに限って室内で過ごすことが多いです。日頃の行いが悪いのかな。。

福岡ビジネス創造センターで開催された、九州ソーシャル・ビジネス&フォーラムに行ってきました。
九州でこの規模のイベントは初めてということもあり、100人を超える方が集まって、大変盛り上がりました。

さてさて、社会起業家というのが最近はやってきて、社会的起業(起業)というのが特別なことのようにいわれているのですが、ちょっと違和感を覚えたりもします。
個人的には、企業というのはもともと世の中の課題を解決するために始まったと思っています。
例えば、ある地域にあるものが別の地域にもっていってあげることで、その地域の暮らしがとても便利になる、それが流通業のはじまり??

意識的かどうかは別にして、もともとは世の中の課題を解決するというところから始まったのでしょうが、株主資本主義が発達することで、利益重視になりすぎてしまったために、本来の目的からずれてしまい、社会性が薄れてしまったのかもしれません。その反動で、最近ではCSRなどが注目されるようになりましたが、企業がいかに社会と共生していくかが大きなテーマとなってきているんでしょうね。

そんなわけで、私としてはようやく企業が本来の企業としての役割を果たすという原点に戻ってきているのかなと思っています。
企業は世の中の課題を解決するという付加価値を提供し、その価値を社会と分かち合うことで対価を得ているんだと思います。また、企業を支えるのは従業員。企業は従業員がいるから成り立っているのであり、従業員はその企業のある地域に住んでいるわけで、そう考えると企業は地域社会ともしっかり共生していく必要があると思います。なので、企業の最大のCSRは従業員や地域社会との共生なのかもしれません。

近江商人の言葉に三方よしってのがあります。売り手よし、買い手よし、世間よし。社会的事業ってのはまさにこの原則に則り、渋沢栄一さんのように論語と算盤を両立させる事業ということかなと思います。
社会的起業(企業)の波はアメリカ、イギリスを中心に日本でも広がっていますが、実は日本では昔からあったものなのかもしれません。この流れはこれからもっともっと大きくなっていきそうですし、この流れの中で、行政では解決できない社会的な課題がどんどん解決され、自分たち、子供たちの世代にとって住みやすい世の中になっていったらいいなと思います。


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Posted by ハイジィ at 22:46│Comments(0)悠々自適
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